僕は今元気です。
お久しぶりです。
アンドウです。
藤デザインを脱退し、生活の拠点を関東に移したことで、関係者の方々になかなか僕の近況をお伝えできていなかったと思います。
ご心配をおかけいたしました。
今回は、僕アンドウがその後どのような生活をしていたか、しているかを書いていこうと思います。
それでは始めます。
藤デザイン脱退後、
6月30日に神奈川県のかなり東京に近いエリアのアパートへ引っ越しました。
スーパーも病院も飲食店もその他お店もたくさんある便利なところです。おまけに駅も近いです。とてもワクワクしながら夜行バスでこちらに来たことを覚えています。
僕はこっちに仕事やビジネスのつてがあったわけではなかったので、引越後すぐに転職活動を始めました。大学生の時は、途中で半ば投げ出した就職活動と、この歳で真っ向から向き合うことになりました。
貯金に余裕があったわけではないので、ある程度リミットを設けて転職活動に挑みました。
正直、「今の自分ならすぐに決まるだろう」と思っていました。
ところが、就職先がなかなか見つからず転職活動になんと、、、結果的に4ヶ月もかかってしまいました。
この期間が本当に大変でした。
まず、この「転職活動の長期化」は予想外で、当然、貯金はなくなり、日雇いのアルバイトをすることになりました。
それに加え、連なる不合格の結果から「自己否定」が始まりました。「自分とは一体?」といった古代の哲学者のような漠然とした不安を抱えて生活していました。
この時期にアイデンティティクライシスが起き、自分の価値観がそれまでとは、かなり変わりました。
今までの自分の価値観の軸は、「クリエイティブかどうか」というものでした。これは、「何かを作って人とコミュニケーションを取ること」が大切という価値観で、それこそが自分だと思い生きていました。(遡ること幼稚園の頃からです。)
しかし、転職活動の難航、長期化、自己否定により、
半生を振り返り、考え、振り返り、、
「というかそもそもクリエイティブって定義めっちゃ広くない?勝手に狭めて行きてない?」
「待って、クリエイティブじゃなくても良くない?」
という結果になりました。
要するに、今までは他者から褒められた経験を元に、自身の価値観の軸が形成されており、その構造自体に気づいたということです。
「人に喜ばれるのも大切だけど、まず自分が楽しい方が絶対にいい。そう。絶対に。」
(わかってはいたけど、実践するのは難しいですよねこれ。こんなことを書いていますが、未だに完全に「そうなった!」とも言い切れません。)
まぁ、このような価値観へと変わっていきました。そこから転職活動は比較的スムーズになり、見事、志望度の高い会社に入ることができました。この頃すでに11月中旬でした。
決まった会社というのは、名称は伏せますがWEBマガジンを運営しているところです。その会社の商品企画を担当する出来立てホヤホヤの新しい部署へ入りました。とても自由な会社で居心地が良いです。
今は日々勉強中です。
すごい方々に囲まれながらなんとか業務をこなす傍ら、新商品の企画を行なっております。
オフィスは渋谷にあります。
渋谷!シブヤ!しぶや!
ギャップがすごいですよね。
赤穂とか和歌山という見渡す限り海山川の土地から、ビルビルビル液晶液晶液晶人人人
それが シブヤ!
あの シブヤ!
一年前の自分からすると信じらません。
駅前にハチ公です。
器用な方、柔軟な方は環境の変化に対し「ひょい」と全てを移行できるのかも知れませんが僕はそうではありませんでした。
体のスピードとマインドのスピードがズレ、体だけ先にこちらの環境にきてしまったという感じでした。
でもこれはこれで良かったのかなと思います。
自分のリミッターを無理やり外した感覚です。
芋虫からサナギ、サナギから蝶です。
大変でしたが、よい経験でした。
僕の近況報告は、以上です。
これから、色々楽しい経験ができればと思います。今はなかなか忙しいですが、赤穂や和歌山にちょこちょこ帰りたい行きたいなと思っています。その時は、またよろしくお願いします。
ではまた。
ps
藤デザインを引き続き運営してくれているフジワラとは、割とこまめに連絡を取っています。「そっちは今どう?」といった感じでお互い近況を認識している状態です。
喧嘩や揉め事で脱退したわけではありませんので、普通に今までの感覚で連絡をしております。