カレーバー
みなさんこんばんは。
藤デザインの安藤です。
日付が変わりました。
昨日は、トマト&オニオンで夕食を食べました。地元にあるチェーンのファミリーレストランです。ハンバーグをメインに据えたメニューと、日本人が考える「レトロなアメリカ」を全面に押し出した内外装が特徴です。
やっぱり落ち着きますね。トマオニ。
幼少期の誕生日を祝っていただいた記憶があります。小学校の卒業式の日にも行った記憶があります。どのカテゴリーにも属さない特別な場所です。これは僕だけではないはずです。
最近のトマオニには、ご飯とカレーおかわり自由のカレーバーがあります。育ち盛りのわんぱくボーイズは列をなしてカレーをそそぎにいきます。
ライスを含むサイドメニューセットを頼むと、平たいお皿に乗ったライスを店員さんが持ってきてくれます。笑顔で。
僕は、できるだけ食事を楽しみたいので一杯目からカレーをかけに行くんですが、皿が平たいので毎回カレーが溢れそうになります。
これは大問題です。欲張れば欲張るほどに事故をする可能性が高くなります。わんぱくボーイズも、真剣な面持ちでカレー往復をしなければなりません。
「わんぱくとはなんぞや?」
という定義に関わる問題です。
いくつかの ヒヤリハッと を経験したのち、「このままでは最悪の事態を招く」という気持ちが出てきました。
そんなことを考えても、皿の平さは変わりません。それは何度見ようが、嘆こうが同じことです。
人類が山にトンネルを掘ったようにこちら側が柔軟に対応しなければ解決しない問題なのです。
赤穂の未来のためにも解決策を考えなければなりません。
カレーをかけたていで食事を楽しむ「エアカレー」、
皿のしたにさらに皿を持つ「皿保険」、
立ったままカレーを食べ始める「フライングカレー」、、などなど。
どれもまったくピンときません。
しかし、考え続けました。
考えた末、一つの解決策が見えてきました。
それは、ご飯をドーナツのように盛り、真ん中にカレーをそそぐというものです。
これなら、ご飯がダムの働きをしてくれるのでカレーが溢れません。
今日はこの「安心ドーナツ作戦」のおかげで一発目からスムーズかつ安全にカレーを盛ることができました。心配ごとが減ったので、会話に集中しながら3杯のカレーを食べることができました。食事会自体の満足度も会話の内容関係なくウナギのぼりです。
この一連の考察には大切な学びが隠れています。
それは、
「皿は硬いが、ご飯は柔らかい」
という事実です。
これを忘れないように、この愛すべき片田舎赤穂市で生きていこうと思います。
大切なことなのでもう一度言います。
「動物はかわいいが、世話は難しい」
おわり
p.s.
(要約)
カレーバーでカレーを食べた。美味しかった。